2016年4月23日、日本テレビ系列『世界一受けたい授業』では、20歳以上の成人の8人に1人が患っている新たな国民病『CKD(慢性腎臓病)』について東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧外科教授・診療部長の横尾隆(よこお たかし)先生が出演です。
腎臓は、放っておくと、どんどん進行して取り返しのつかないことになる恐れがあり、一度あるレベルまで悪くなってしまうと、自然に治ることがないそうです。子どもの頃からのある生活習慣が大きく関係している事、腎臓に悪い食生活、腎機能を高める料理と横尾隆先生について当たり障りなく紹介してみたいと思います。
Wikiより詳しい?横尾隆のプロフィール
出典:
名前:横尾 隆(よこお たかし)
生年月日:情報無し
出身地:情報無し
血液型:情報無し
最終学歴:東京慈恵会医科大学→東京慈恵会医科大学 大学院
主な研究分野:腎病理学、腎臓再生医学
資格:日本内科学会認定医・専門医、日本透析医学会専門医、日本腎臓学会認定専門医・指導医・学術評議委員、日本再生医療学会認定医
所属学会:日本内科学会、日本腎臓学会、国際腎臓学会、日本透析医学会、アメリカ腎臓学会、日本高血圧学会、日本再生医療学会、日本遺伝子治療学会、日本ヒト細胞学会、日本痛風・核酸代謝学会
【略歴】
1991年 東京慈恵会医科大学卒業
1994年 英国University College London Medical Schoolへ留学
1996年 博士(医学)取得
1997年 帰国、東京慈恵会医科大学内科学講座第二助手、慈恵医大総合医科学研究センターDNA医学研究所遺伝子治療研究部研究員
2007年4月 自治医科大学医学部臓器置換研究部客員研究員(兼務)
2007年10月 慈恵医大腎臓高血圧内科 助教
2010年 東京慈恵会医科大学内科学講座(腎臓・高血圧内科)講師
2013年 東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧外科教授
大学生だった20歳の頃に、腹にチューブを植え込んで透析液を出し入れして血液をきれいにする腹膜透析している重い腎臓病を患った小学2年の女の子に出会ったそうです
しかし、小学2年の女の子は全身状態が悪化して亡くなり「なんとか助ける方法はなかったのか」と忘れられない記憶が腎臓内科医になってから「腎臓をまるごと作れないか」とクローン腎臓の研究を進めている。
2015年9月に『再生腎臓の尿排泄路を構築することに成功』しています。
(2015年9月時点)
腎臓の機能は?
- 老廃物を体から追い出す
- 血圧を調節する
- 血液を作る司令官の役割
- 体液量・イオンバランスを調節
- 強い骨を作る
老廃物を体から追い出す
ひとつの腎臓には糸球体と尿血管で構成された血液を濾過して老廃物などを体の外に追い出す働きがある「ネフロン」というモノが約100万個があり、体に必要なものは再吸収し、体内に留める働きをしていますが、腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物や毒素が体に蓄積し尿毒症なりやすくなります。
血圧を調節する
血圧が高い時は、塩分と水分の排出量を増加させることで血圧を下げ、血圧が低い時は、塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げたり、腎臓は血圧を維持するホルモンを分泌しています。
塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整しているため、腎臓と血圧は密接に関係があるので腎臓の働きの低下によって高血圧になりやすくなります。
※高血圧は腎臓に負担をかけ腎臓の働きを悪化させることもあるので注意が必要です
血液を作る司令官の役割
血液(赤血球)は骨髄の中にある細胞が、腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)の刺激を受けることで作られています。腎臓の働きが悪くなるとこのホルモンの分泌がなくなるため、血液が十分につくられず貧血になりやすくなります。
体液量・イオンバランスを調節
体内の体液量やイオンバランスを調節や体に必要なミネラルを体内に取り込む役割がありますが、腎臓が悪くなると体液量の調節がうまくいかなくなる為、体がむくんでしまいます。
※イオンバランスが崩れると、疲れやめまいなど、体に様々な不調が現れます
強い骨を作る
腎臓は、カルシウムを体内に吸収させるのに必要な活性型ビタミンDを作っています。腎臓の働きが悪くなると活性型ビタミンDが低下する為、カルシウムが吸収されにくくなり、骨が弱くなりやすいなどの症状がでてきます。
腎臓に負担をかけるCKD(慢性腎臓病)食事とは?
番組終了後に更新していきます。
腎臓によいCKD予防食とは?
番組終了後に更新していきます。