山口琢磨は運輸技術界のノーベル賞、エルマー・Aスペリー賞の受賞者【笑ってコラえて!】

スポンサーリンク
スポンサーリンク

航洋押船技術の概要

山国の日本では、目ぼしい内陸水路がないため、押船方式の水上輸送は行われていませんでした。昭和38年、神戸港内にポートアイランドを造る時、砂利運搬船に初めて押船方式が採用されました。

この方式は、その経済性の高さから、たちまち埋め立て工事の標準的な方法となっただけでなく、石灰石・石炭・砕石などの運搬にも採用されましたが、ロープ連結方式では荒波では使えないため、内海限定でした。

山口琢磨さんの偉業は、ロープを使った連結方法に見切りをつけて機械的連結方法に転換したことです。

日本独特のニーズに対応するため、2通りの装置が開発対象になったそうです。1つは、、耐航性はそれほどでもないが、ゴムの摩擦を利用して連結を解かなくても荷下しができ、埋め立て工事が可能な方法で海上建設業者に採用されました。

もう一方は、多段の噛み合わせを利用し外洋航行が可能にする方法で、連結装置が完成してからはロシアで売れたそうです。それから改良を重ねたことで摩擦力利用タイプとかまい合わせ利用を結合したことで海上輸送のイノベーションの基本形が完成しました。

昭和47年以来、 どんなタイプの艀にも導入できる二系統 ・ 6種類の押航船団(おしこうせんだん)自動連結装置 『アーティカップル』 と 『トリオフィックス』を完成させました。

昭和60年にタイセイ ・ エンジニアリング㈱を立ち上げて以来、一貫して押航船団自動連結装置』 の開発 ・ 製造から販売までを行なっています。

現在の取引先はアメリカ ・ ロシア ・ ブラジルが中心で、 将来的にはインドネシアなど東南アジアへの進出も考えているそうです。

スポンサードリンク
[ad#1]
素人には正直、上手くまとめられませんので引用させて下さい。

港湾で船舶が岸壁・桟橋に着岸・離岸するのを補助したり、河川や運河で艀(はしけ)などを動かしたりするために使われるタグボートだが、船舶や艀を引く場合は曳船(ひきぶね)、押す場合は押船(おしぶね)と呼ばれる。動力部のタグボートと搬送用の艀などが分かれているのは、艀の荷物の積みおろしの間に、それまで合体していたタグボートが分離して別の艀の輸送にかかれるため、スピーディーで効率的な輸送が可能となるからだ。また、作業をトータルに見れば人手が少なくてすむということもある。
この艀と押船を使った輸送手段は、元々アメリカで始まった。第二次世界大戦末期には数十隻の艀を繋いでまとめ、一隻の押船で押す大規模なものに発展、鉄道などの輸送手段より低コストということもあり、大規模河川輸送の主役となり、穀倉地帯からの穀物輸送などを低コストで行っている。
日本に艀と押船を使った輸送手段が導入されたのは1963年、神戸港内の人工島「ポートアイランド」工事への導入が始まりだ。しかし、港湾から波の荒い外海では艀と押船を使った輸送手段を使うことは不可能だった。この限界に挑戦したのが、現『タイセイ・エンジニアリング』の山口社長だ。
「それまではロープで繋いでなんとか波高3mくらいには対応できたのですが、港湾の外ではどうしても荒波でロープが切れてしまったのです。そこでロープを使う方式に見切りをつけて、連結には機械的な連結装置が必要だと開発を始めたのです」
その、他の追随を許さない製品が世界初の『押航船団連結装置アーティカップル』だ。これは2点支持による蝶番動作で荒波にも負けない対航性、かつ高い経済性と安全性を実現し、これまでロープ連結のみに頼っていた押船航団の世界に新時代を開くこととなった。
「連結装置には、まず日本の港湾内の工事というニーズに応える為に、連結を解かなくても荷下ろしができるタイプを開発し、次に外洋航行が可能な多段式組み合わせの連結装置を開発しました。この蝶番動作の応力計算には当時の最先端コンピュータで1晩かかりました。今ならパソコンを使って10秒で終わるのですが」
この外洋航行が可能な『アーティカップル』は、国内での実用化から3年後にはインドネシア定期航路に進出し、輸出とともに原木の輸入に多いに寄与した。『アーティカップル』は、こうした実績が認められアメリカやロシア、ブラジル、北欧諸国と世界的なニーズに応えることになった。
さらに『タイセイ・エンジニアリング』では、3点支持式の連結装置「トリオフィクス」を開発イタリア鉄鋼公社に採用された。そしてこれら二系統六機種のタイプの連結装置は顧客のニーズのほとんどをカバーするものなった。
「この『押航船団連結装置』のシリーズは、世界各国に採用されていますが、世界を相手にメンテナンスの担当は数人。ですから手間のかからないものを作らなければならないのですね。でなければ各国に出荷したものを面倒見切れません」
そして2010年、山口社長の『押航船団連結装置』開発の業績に対し、アメリカのエルマー・スペリー賞が受賞された。

日本が誇るビジネス大賞2014 – ミスターパートナーから引用

※タグボートとは、船舶や水上構造物を押したり引いたりするための船で自身の船体サイズには不相応な強力なエンジンを搭載している

※艀(はしけ)とは、河川や運河などの内陸水路や港湾内で重い貨物を積んで航行するために作られている平底の船舶。多くはエンジンを積んでいないため自力で航行することはできず、タグボート(トウボート)により牽引あるいは推進されながら航行

東京大学の歌(東京大学応援歌)「ただ一つ」誕生秘話

東京大学応援歌として、昭和22年に公募で作られた「ただ一つ」は、現在もなお東大生に愛されています。作詞者である大森幸男さん、作曲者である山口琢磨さんは、一度もお互いお会いになったことがなかったとのこと。その夢の対面が、2007年(平成19年)11月10日のホームカミングデイ記念式典で実現したそうです。

ただ一つ

番組の放送が楽しみですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事も読まれています

こちらの記事も読まれています