日本テレビ系列『ザ!世界仰天ニュース』では「美を追求する女子の闇2時間SP」をテーマに「怠けている!と言われた女子高生の本当の病名」と題して、2018ミス・ユニバース・ジャパン岐阜 WEB賞を受賞したリクライニング車椅子で生活する塚本明里さんが自身の病気を語ります。

 

岐阜市内のペインクリニック(麻酔科)に週2~3回、全身40か所に麻酔注射を打って痛みを和らげたり、時には練習時に体に激しい痛みが出た時はがん患者が使う痛み止めの薬を飲んでいた塚本明里さんの筋痛性脳脊髄炎 / 慢性疲労症候群、線維筋痛症と脳脊髄液減少症という3つの病気について当たり障りなく紹介してみたいと思います。

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塚本明里が抱える3つの病気とは?

筋痛性脳脊髄炎 / 慢性疲労症候群

原因不明の強い疲労が長期間におよび継続する病気で筋痛性脳脊髄炎、ウイルス感染後疲労症候群とも呼ばれています。

感染症やストレス、免疫系、内分泌の変調などによるものではないかと考えられていますが、原因は未だに解明されていないのが現状のようです。

何も知らない人から見ると「心の病気?怠けているの?」というように見えてしまうようで、自分の意思で思うように体が動かず、一時的に起きることはできるが体に力を入れ続けることが困難で気持ちと体が一致しない状況で苦しんでいるそうです。

怠けようとしているわけではないと理解することが重要で、周りからの心無い言葉に苦しい思いをすることになり、病気についての知識を深める必要があります。

慢性疲労症候群の主な治療法は薬物療法だそうです。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などの漢方薬を服用や強い抗酸化作用をもつビタミンCを服用。

免疫系の回復を促進する抗ウイルス薬、免疫調整剤を使った治療法も行います。

 

線維筋痛症

線維筋痛症友の会のページの情報を参照しています。

詳しく検査しても炎症や免疫機能にもまったく問題がないのに全身や広範囲の強い痛みやこわばり、睡眠障害、うつ状態などさまざまな症状の病気です。

2007年の厚生労働省研究班調査によると日本での有病率は、人口の約1.7%(患者数は約200万人と推定)とされています

発症者は20~60歳代の女性に多く、特に中高年の女性に多く発症している模様。

1990年に発表されたアメリカリウマチ学会の分類基準を参考に診断されています。(線維筋痛症と診断できる検査はない)

全身に18箇所の圧痛点がある
4kgの力で押し11箇所以上痛く、また広範囲の痛みが3ヶ月続いている
※11箇所以上でなくても専門医の判断で線維筋痛症と診断されることもある

特効薬はまだ開発されていませんが、2012年6月22日に神経障害性疼痛に用いられる医薬品プレガバリン(商品名:リリカ)線維筋痛症に伴う疼痛に対して保険適応の承認されて治療方法も進んでいる。

 

脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症も未解明な部分が多く、交通事故によるむち打ち症後遺症やスポーツ外傷、転倒や転落、出産などが原因となると考えられており、慢性疲労症候群、線維筋痛症との関わりも指摘されている。

現状では脳脊髄液減少症に対する認知度は低いせいか、懐疑的な意見もあり、脳脊髄液減少症であるにもかかわらず、適切に診断されない症例も少なくないようです。

脳脊髄液減少症は、いつまでも頭痛やめまいが続いたり、物がかすんで見えたり、記憶力や集中力が落ちるなどの多彩な症状があるようです。