日本テレビ系列『世界一受けたい授業』では、骨の健康維持のためのプロジェクト機関「コツコツ骨ラボ」の参画メンバーで日本獣医生命科学大学客員教授の栄養士・佐藤秀美さんが、激ウマ・簡単・ぽっかぽかで血管が元気になる健康鍋を解説します。
今回、番組内で紹介されるのは、話題の発酵鍋、大根おろしたっぷりのみぞれ鍋などの激ウマ・簡単・ぽっかぽかで血管が元気になる健康鍋の中からサバ味噌煮缶鍋の作り方、効能、レシピなど当たり障りなく紹介してみたいと思います。
目次
血管が元気になるには「青魚」を食べた方が良い理由は
青魚(イワシ・アジ・サバ)をよく食べる人は血管が柔らかいということから若いうちから習慣づけた方がいいと謳う栄養士・佐藤秀美さん。
血管が硬い→血圧が高くなりやすく、血管が硬くなる原因には塩分の摂り過ぎにより、濃度を保とうとして血管に中に余分に水分が取り込まれて血管に圧がかかるために血管の内皮細胞が傷つきます。
内皮細胞が傷つく事で塩分が血管の壁に入り込んで血管を硬くする原因になり、血管が硬くなると脳の血管が出血してしまうと脳出血を引き起こすことになります。
塩分以外に血管が硬くなるもう1つの原因があります。
それはお肉などの「脂質」やお米などの「糖質」の摂り過ぎで肥満になると悪玉のLDLコレステロールが増えて、血管の内皮細胞が傷ついた細胞に入るとプラークという出っ張りができて血管の内部が狭くなり、血栓などで脳で詰まると脳梗塞、心臓で詰まれば心筋梗塞を引き起こします。
青魚(イワシ・アジ・サバ)に含まれるEPAには血管をやわらかくし、血栓ができにくくする効果があることからサバ味噌煮缶を使って栄養士・佐藤秀美さんがサバ味噌煮缶鍋を披露しました。
栄養士・佐藤秀美 監修「サバ味噌煮缶鍋」のレシピ
材料(1人前)
無調整豆乳 2カップ(400ml)
サバ味噌煮缶 1缶200g
カレー粉 小さじ1半
にんじん 1/2本(200g)
キャベツ 1/4カット(300g)
小松菜 200g
厚揚げ 3/4個
舞茸 1パック(130g)
<作り方>
① キャベツ・小松菜はざく切りににして、にんじんは短冊切りにする
② まいたけは手でほぐし、厚揚げは食べやすい大きさに切る
③ 鍋に無調整豆乳を入れて沸騰させないよう弱火であたためる
④ サバ味噌煮缶・カレー粉を入れて軽く混ぜる
⑤ キャベツ・にんじん・厚揚げ・まいたけ・小松菜を入れて、煮たら完成
魚を捌かなくても簡単に手頃に利用できるサバ味噌煮缶を使い、鍋のスープは豆乳ベースにし、塩分が少なくても物足りなさを感じさせないようにカレー粉を入れましょう。
ビタミンと食物繊維豊富なキャベツを使うことで食物繊維は血糖値の上昇を抑えてくれます。
大豆を使った豆乳や厚揚げのタンパク質は、傷ついた細胞を補修する働きがあり、悪玉コレステロールを下げる効果もあります。
血管をやわらかく、悪玉コレステロールを減らすためにも是非、栄養士・佐藤秀美さん監修のサバ味噌煮缶鍋レシピをお試しあれ!