スマホもイヤホンもNG!道交法強化で自転車違反対象14項目が赤切符?

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2015年6月1日から改正道路交通法で自転車の危険運転への罰則が強化されました。報道などで罰則がある?違反2回で「自転車運転者講習」が義務?と何かと分かっているようで分かっていない人が多いのではないでしょうか。またイヤホンの片耳はOKなど情報が錯綜しているようですね。

自転車違反対象14項目!

出典:https://twitter.com/

今回は、そんな疑問を一気に解消し、安全運転ができる助けになればとまとめてみましたので参考にしてもらえると幸いです。自転車が関係する事故は、2014年度で全交通事故の約2割を占め、自転車対歩行者の交通事故は10年間で約1.5倍に増加しています。そのほとんどが自転車が第一当事者となっている事故だと知っていましたか。

自転車違反対象14項目の罰則内容と一時、間違っている情報が流れていましたので、その訂正も含めて説明していきたいと思います。知らなかったでは、済まないですよ?

※イヤホンについていくつかお問い合わせを頂きましたので、記事を追加させて頂きました。これから読んで頂くにもお役に立てれば幸いです。(2015年6月5日追加)

赤切符と青切符

間違っている情報(青切符が導入される)が拡散していたようです。ちなみに

青切符とは、比較的軽い違反で捕まった時に渡されるもので、その用紙が青色の紙のために一般的に青切符と呼び名がついています。正式には「交通反則告知書」といいます。告知された方は、交通反則通告制度が適用されます。

納付書(白色)により反則金を金融機関に納付された場合は刑事事件としての刑罰が科されなくなるという制度で、反則金の分納小切手、収入印紙及びその他の有価証券での納付ATMでの納付はできませんので注意して下さい。

赤切符とは、青切符の違反に該当しない重い違反(酒気帯び運転など)で捕まった時に渡されるもので、その用紙が赤色の紙のために一般的に赤切符と呼び名が付いています。正式には「告知票」といいます。つまり、違反を刑事事件として立件し、処罰されることになります。

青切符と赤切符のまとめ

青切符は反則金の支払い命令で、赤切符は簡易裁判所への呼び出し状に値します。

赤切符を切られた違反者は、そこに書かれた日に指定された場所(通常は検察庁か簡易裁判所)へ出頭して、裁判を省略する「略式手続」について説明を受けた後、裁判所から(有罪)判決をうけて、罰金を支払うように命令されるようです。

ちなみに、青切符を切られて反則金を払わなかった場合、1ヶ月くらいすると赤色の紙(交通反則通告書)が送られてきます。※赤切符ではありません。「告知書」と「通告書」の違いと思って間違いではないと思います。

ただし、この「通知書」がきても反則金を納付しない場合は、赤切符と同じ扱いになるので注意して下さい。

ただし、この「通知書」がきても反則金を納付しない場合は、赤キップと同じ扱いになるので注意しましょう。

自転車違反対象14項目についてはPages2へ

道路交通法改正の注意点:自転車の危険運転ダメ!繰り返すと講習義務!

2015年6月1日より、交通の危険を生じさせる違反を繰り返す自転車の運転者には、安全運転を行わせるため講習の受講が義務づけられます。子どもでも14歳以上は対象です。交通の危険を生じさせる違反対象とは下記の14項目です。

1.信号無視(道路交通法第7条)

2.通行禁止違反(同第8条第1項)

3.歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)(同第9条)

4.通行区分違反(同第17条第1項、第4項又は第6項)

5.路側帯通行時の歩行者の通行妨害(同第17条の2第2項)

6.遮断踏切立入り(同第33条2項)

7.交差点安全進行義務違反等(同第36条)

8.交差点優先車妨害等(同第37条)

9.環状交差点安全進行義務違反等(同第37条の2)

10.指定場所一時不停止等(同第43条)

11.歩道通行時の通行方法違反(同第63条の4第2項)

12.制動装置(ブレーキ)不良自転車運転(同第63条の9第1項)

13.酒酔い運転(同第65条第1項)

14.(携帯電話を使用しながら運転し事故を起こしたケースなどの)安全運転義務違反(同第70条)

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意外にも、やったことがあるという人が多いのではないでしょうか。今まで上記の違反対象項目をやったことはない方には勝手に決めつけてしまったことにすみません。これらの違反を3年以内に2回以上繰り返す自転車利用者に講習の受講を義務づけ、未受講者は罰金刑が適用されます。

自動車の場合、軽微な違反の場合は青切符(交通反則告知書)を渡し、反則金納付などの行政処分で済ませる「反則切符(青切符)」の制度がありますが、2015年6月1日に道路交通法が改正されるまでは、自転車には赤切符しか適用できない状態と言う記事内容が多いので青切符が導入されるように読み取れてしまいますが

2015年6月1日に道路交通法が改正されてからも、自転車には赤切符がそのまま適用されます。

1度目の違反から赤切符になりますが、不起訴になって罰金の支払いが免除になったとしても、安全講習受講の条件の違反回数には1回としてカウントされますので注意して下さい。

道路交通法改正

出典:警視庁

上記の画像に記載されている危険な行為(14類型)とは、上記の1~14の内容です。

講習手数料(標準額)は5,700円ですが都道府県条例で別途定められるようです。

自転車運転者講習制度のポイント

運転者としての資質の向上に関すること、自転車の運転について必要な適性並びに道路交通の現状および交通事故の実態その他の自転車の運転について、必要な知識について行うこと。

あらかじめ講習計画を作成し、これに基づいて行い、かつ、その方法は、教本、視聴覚教材等必要な教材を用いて行うこと。

・自転車の運転について必要な適性に関する調査に基づく個別的指導を含むものであること。 がポイントだそうです。

イヤホンは片耳でも違反かどうかはPages3へ

【追記】ネット上で片耳のイヤホンは違反、NG?

14.(携帯電話を使用しながら運転し事故を起こしたケースなどの)安全運転義務違反(同第70条) 上記の項目で大半の人が戸惑っているのではないでしょうか。なぜならイヤホンに関して全く触れられていません。実際に道路交通法の第70条は

第七十条  車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。    (罰則 第百十九条第一項第九号、同条第二項)
道路交通法から引用

と書かれています。携帯電話の事も記載はありません。車両等とは自転車も含まれています。 それでは、なぜイヤホンが浮上しているのでしょうか。都道府県ではイヤホンの違反の判断が異なっている事はご存じでしょうか。個人的意見ですが、イヤホンだけでなく違反基準は曖昧すぎるから今回

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【追記】道路交通法と道路交通規則の違いが今回の情報錯綜を招いた?

道路交通ばかりではなく、全ての法律は国会で審議され定められるのですが、法律を細部までを規定するものではなく、大枠だけが定められているだけなのです。流れとしては

其ノ壱:国会が法律の大枠である「道路交通法:法律」を決めます

其ノ弐:その交通法の施行を円滑に行うために「道路交通法施行令:政令」を内閣が決定します

其ノ参:事細かな事務手続きなどの規定は「道路交通法施行規則:省令」として国土交通大臣の名で公布する

要は、都道府県が独自に道路交通法により委任された事項を(都道府県別)道路交通法として定められている中に「イヤホン」「携帯電話、スマホ」「傘差し運転」等が含まれていると言うことになります。道路交通法の中では第71条に該当する内容になります。

警視庁の交通相談センターの回答では

「今回の6月から始まった安全運転講習の対象となる14の危険行為に、自転車のイヤホンは含まれない」

しかし、注意して下さい!安全運転講習の罰則がなくても今回、施行される前から(警音器、緊急自動車のサイレン、警察官の指示等安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような音量の)イヤホンは都道府県の道路交通規則ではもともと違反対象です。

道路交通法にある「安全運転に必要な音や声が聞こえない状態」の解釈や判断基準が自治体や警察署によって異なる為に情報が錯綜したという事のようですね。ネットの記事だけで判断するのではなく、各管轄の警察署などで問い合わせすることをおすすめします。

他にも気になる違反行為と罰則を紹介してみたいと思います。続きはPages4へ  

自転車の違反と罰則

・自転車は「軽車両」 歩道ではなく“車道”通行が原則→3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金
歩道と車道の区分があるところでは、自動車と同様に「車道」を通行します。

・「左側」の路側帯しか走行できなくなっている→3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金 改正道路交通法の2013年12月施行。

例外的に、自転車が歩道を走行できる場合もあります。

(1)歩道に「自転車歩道通行可」の道路標識がある場合
(2)子どもや高齢者などが運転している場合
(3)車道または交通の状況からみて、やむを得ない場合 の3パターン。

※ただし、歩道はあくまでも歩行者優先であり、自転車は歩道上の車道寄りをすぐに停止できる速度で走ること。→2万円以下の罰金または科料

リード(ひも)を持って愛犬を散歩

・携帯電話の使用→5万円以下の罰金

・イヤホンやヘッドホンで音楽を聴く→5万円以下の罰金

・傘さし運転→5万円以下の罰金

・信号無視・一時不停止→3月以下の懲役又は5万円以下の罰金

・並進→2万円以下の罰金又は科料

ただし、「並進可」の標識のある場所では、2台まで並進可能

・二人乗り→2万円以下の罰金又は科料
ただし、幼児を乗せる場合は例外的に認められている。

・右折、左折時の合図不履行→5万円以下の罰金

・夜間の無灯火→5万円以下の罰金

・飲酒運転(酒酔い状態)→5年以下の懲役又は100万円以下の罰金

※科料…1000円以上1万円未満 他にもありますが、気になる方は調べてみて下さい。

自転車は道路交通法上で「軽車両」の扱い。車道走行が原則で歩道は例外がありますが、車道、路側帯ともに左側通行が義務化されていますので注意して下さい。

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まとめ

3年以内に2回以上繰り返した自転車運転者に自転車運転者講習を義務付けられ、受講しない場合は5万円以下の罰金が科される。

自転車は軽車両です。2015年6月1日を迎える前から、交通の危険を生じさせる違反対象の14項目はもともと違反であり犯罪です。

自転車の違反で切符を切られるのは、刑事手続適用のため赤切符です。青切符は適用されません。しかし、刑事手続イコール刑罰というわけとは限られません。

自転車搭乗中の事故におけるご自身のケガの補償や相手にケガを負わせた場合の損害賠償に備えることができる自転車保険について真剣に考えましょう。

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