崎陽軒シウマイ弁当は最強駅弁?食べ放題と工場見学?三代目社長・野並直文はどんな人?【カンブリア宮殿】

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崎陽軒の歴史【後篇】※シウマイ弁当誕生まで

1952年(昭和27年)、シウマイ娘がシウマイと共に横浜駅の名物に定着しかかった頃、毎日新聞に連載された獅子文六の小説「やっさもっさ」に、シウマイ娘が登場。翌年(1958年)、この小説は松竹大船により映画化され、シウマイ娘には、桂木洋子さん、野球選手には、佐田啓二さんと当時の売れっ子コンビが扮しました。実際にシウマイ娘の制服・たすきをつけて演じています。
※港ヨコハマを題材にして花咲千代子というシウマイ娘が野球選手の赤松太郎と列車の窓を通じて恋を語る物語

1954年(昭和29年)2月末、崎陽軒食堂から出火し休業となってしまいました。ここに横浜駅東口前にいつまでも戦後色の強い大部分が焼け野原のまま、放置されていたバラックマーケットの状態でした。

横浜駅復興の足掛かりにしたいと焼失した中華食堂跡に「お客さんにシウマイの調理過程が見える総ガラス張りのビル」の建設を考案し、 1955年(昭和30年)9月、総工費6700万円をかけて鉄筋コンクリート3階建て、当時ではめずらしい総ガラス張りの本社ビルを完成。日本初の丸いエレベータ、屋上に上がるとさらにガラス張りの展望台になっていました。翌年には屋上でビアガーデンを開きました。

1955年(昭和30年) 鉄筋コンクリート3階建てシウマイショップ竣工

出典:崎陽軒

原点が駅弁屋だった崎陽軒。ご飯入りの弁当に対する強いこだわりがありました。32歳の野並豊氏(後に二代目の社長)ら開発陣が、戦後間もない時期だったこともあり、800キロカロリーを目標に栄養を第一に考えていたそうです。

幕の内スタイルにして、駅弁の定番である焼き魚と玉子焼きを入れ、横浜名物シウマイ」「横浜蒲鉾」「酒悦の福神漬け」という三名品を揃えて、手握りのシウマイ4個、エビフライ、ブリの照焼、玉子焼き、蒲鉾、福神漬け、昆布佃煮、筍煮。ご飯は今と同じように俵型(ゴマと小梅は付いていない)の型押し。
※発売当時の「シウマイ弁当」内容

発売当時の「シウマイ弁当」の中身(写真は復刻版)。シウマイ4個とエビフライが特徴。

出典:発売当時の「シウマイ弁当」の中身(写真は復刻版)

当初から予想以上の売れ行きを示しましたが、特に評価が高かったのはご飯の味でした。崎陽軒は木の桶にお米を入れて高熱の蒸気を直接注入して蒸しながら炊き上げたる蒸気炊飯方式にしたことでご飯はふっくらモチモチと炊きあがり、冷めても美味しさが持続させていたそうです。

値段も手頃。新聞や雑誌で文化人が話題にしたこともあり、「シウマイ弁当」の知名度は徐々に上がっていきました。「シウマイ弁当」の中身は、この50年で結構変わっているそうです。

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掛け紙の歴史【画像】

初代「シウマイ弁当」の掛け紙。昭和29~34年

初代シウマイ弁当の掛け紙(昭和29~34年) 

2代目「シウマイ弁当」の掛け紙。昭和35~38年

2代目シウマイ弁当の掛け紙(昭和35~38年)

3代目「シウマイ弁当」の掛け紙。昭和39~平成6年

3代目シウマイ弁当の掛け紙(昭和39~平成6年)

崎陽軒 三代目社長野並直文のプロフィール

崎陽軒 三代目社長野並直文

出典:https://gendai.ismedia.jp/

1949年、神奈川県生まれ。
1971年に慶應義塾大学商学部卒業。翌年、崎陽軒に入社。
1979年に取締役に就任しました。
1991年、42歳の若さで現職に就く。

会社経営以外にも、横浜商工会議所副会頭、公益財団法人よこはまユース顧問、社団法人横浜中法人会会長など公職を多数兼任しています。

味にはこだわっていますが、持ち物へのこだわりはありません。外車に憧れはありませんし、服も安い量販店で買っています。子供の頃、弊社創業者の一人である祖父に「売家と唐様で書く三代目」という川柳を教えられました。意味は「初代の苦労を見ていない三代目が、手習いに溺れて困窮し、家を売りに出した。しかし皮肉にも『売家』の文字が流麗な唐様の文字だった」というものです。子供ながら「しっかりしなきゃ」と思いました。
https://gendai.ismedia.jp/から引用

【経営理念】

■崎陽軒はナショナルブランドをめざしません。
真に優れた「ローカルブランド」をめざします。

■崎陽軒が作るものはシウマイや料理だけではありません。
常に挑戦し「名物名所」を創りつづけます。

■崎陽軒は皆さまのお腹だけを満たしません。
食をとおして「心」も満たすことをめざします。

シューマイではなく「シウマイ」と呼ぶのはなぜ?

崎陽軒では「シューマイ」ではなく「シウマイ」と表記します。これは開発した初代社長・野並茂吉のなまりのせいだそうです。なまりの発音“シウマイ”をそのまま活かし「シウマイ」と呼ぶようになりました。

実は名前の中に“ウマイ”もかけています。「シウマイ」は、1個16.5gで発売以来レシピは変わっておらず、干しホタテの貝柱を入れることにより冷めてもおいしい味を保てるようにしている。グリーンピースが、中に練り込んであるのも特徴です。

工場見学情報

所在地:〒224-0044 横浜市都筑区川向町675番1号
℡:045-472-5890 (8:00~18:00 ※年始を除く)
【アクセス】
▲車▲
第三京浜道路 港北I.C.より新横浜元石川線を新横浜方向へ30秒

▲電車・バス▲
JR・横浜市市営地下鉄「新横浜駅」より
JR北口駅前バスターミナル5番のりば
300系統「仲町台駅」行/「港北インター」下車(所要時間 約10分+徒歩5分)

工場見学予約方法:https://twitter.com/factory/index.html

崎陽軒の歴史、シウマイや月餅の製造工程の説明のVTR見学→昭和30年代の駅販売風景の再現や掛け紙とよばれる駅弁のパッケージ等の復元展示の見学→シウマイの生産工程の見学→できたてのシウマイ・横濱月餅の試食(所要:約90分)
https://twitter.com/factory/index.htmlから引用

崎陽軒本店 ビアレストラン アリババ(亜利巴”巴”)時間無制限ランチバイキング

崎陽軒本店 ビアレストラン アリババ(亜利巴巴)1

出典:食べログ

中華、洋食、和食に、サラダ、デザートが食べ放題でフリードリンクです。世界の料理が楽しめるワールドバイキングになっているようです。

崎陽軒本店 ビアレストラン アリババ(亜利巴”巴”)

住所:〒220-0011横浜市西区高島2-13-12 崎陽軒本店地下1階
℡:045 – 441- 8720※ランチバイキングの予約不可

【実施日時】
月曜日~金曜日 
11:30~15:00(入店は14:00まで)
土曜・日曜・祝日 
11:30~15:30(入店は14:30まで)

※混雑の際は、2時間制とさせていただく場合あり

【料金】
大人:1,800円(税込)
子供(小学生):1,000円(税込)
幼児(4~6歳):600円(税込) ※3歳以下は無料

崎陽軒会社概要

社名:株式会社 崎陽軒
代表者:取締役社長 野並 直文
創業:明治41年4月
資本金:3億4000万円

【事業内容】
1.鉄道旅客用及び一般食料品の製造加工及び販売
2.旅客用雑貨の販売
3.前各号に関する受託販売
4.飲食・喫茶及び宴会場の経営
5.不動産の貸借及び売買
6.前各号に付帯する一切の業務

年間売上高:2013年度 212億円
従業員数:男子329名、女子177名、計506名(2014年1月現在)

それでは、最後にCMの動画でお別れしたいと思います。シューマイではなく、崎陽軒はシウマイですので、ブログやSNSをする時は、注意して下さいね。それでは、番組終了後、更新したいと思います。

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