2015年7月9日に放送された『あのニュースで得する人、損する人』の番組内容は、家庭料理がプロも驚く味になる!前田敦子さん、トリンドル玲奈さんも絶賛!チャーハンとカレーの美味
今回も家事万能芸能人・家事えもん(松橋周太呂さん)のかけ算レシピ、秘密道具も当たり障りなく紹介してきたいと思います。
目次
(一般的な)チャーハン
材料(2人分)
※番組より材料、調理方法は変えて紹介しています
ご飯(2人前)
玉子(2個)
チャーシュー(50g)
白ネギ(適量)
塩コショウ(少々)
醤油(10g)
ごま油(適量)
<作り方>
①白ネギを2~3mmの厚さに切る、チャーシューを粗みじん切りにする
②熱したフライパンに胡麻油を投入
※調理は中火又は中火弱で行って下さい
③白ネギ・チャーシューをざっと火を通す
④白ネギが光ってしんなとしたら、ご飯を投入
⑤木べらで上からご飯を割るようにしてご飯を広げ、よく混ぜ合わせ、塩コショウを少々投入し偏らないように全体に混ぜる
⑥フライパンの手前に炒飯を全部寄せ、空いたスペースに卵を投入
⑦半熟のうち木べらで一気に崩し手を止めずぐちゃぐちゃと混ぜて、全体とよく混ぜる
⑧醤油を鍋肌から回し入れ、よく混ぜれば完成
上記の手順が大体の方がチャーハンを作り方ではないでしょうか。チャーハンがベチャベチャにならないようにするコツとして具材(野菜)を少なく使うことがポイントです。そしてなんと言っても「強い火力」が必要不可欠なわけですが、家庭に業務レベルの設備を持ったキッチンはなかなかありません。
そこでチャーハンの美味ワザを『あのニュースで得する人、損する人』では紹介していました。美味ワザが気になる方は次のページへ
そもそも、チャーハンがべちゃっとなってしまう原因の1つは、ご飯の表面を覆うでんぷん質です。このでんぷん質が「ぬめり」となり、チャーハンを作ろうとするときにご飯がパラパラになりにくいというわけです。ということはその原因を取り除く方法として
主婦ワザ①「ご飯を水洗いする」
温かいご飯をサッと水で軽く洗いましょう。そしてしっかりと水を切って下さい。安心して下さい!ぬめりを取ってもご飯の旨味は損なわれることはありません。ただし、下記の注意点を覚えて下さい。
【注意点】
金ザルではなくプラスティックザルを使って水洗いをすること
(ご飯を傷つきにくくする為。傷つけると逆に水分を多く含んで、べちゃべちゃのチャーハンになってしまうからです)
次に、でんぷん質の「ぬめり」を抑えた上に味も向上する美味ワザを紹介されました。それは
主婦ワザ②「ご飯を卵かけご飯にしてから炒め、刻んだタクアンと白ごまを入れる」
ご飯のぬめりが卵でコーティングされ、炒める時にご飯がくっつきづらくなります。坂上忍さんもこの方法を利用していると明かしていました。そして、卵かけご飯にして炒めてから、刻んだタクアンと白ごまを入れて炒めることでタクアンの塩気が味付けとなり、醤油などの液体調味料を入れずにすむ為、ベタつきを抑えらるそうです。
また白ゴマのプチッとした食感が、よりパラパラ感が上がり、食感、香ばしさが高まると出演者全員が大絶賛していました。後藤輝基さんの実家ではタクアンが入っていたそうですが、細かく刻んだものではなく、大きな塊だったそうです。それにしても、主婦の知恵は侮れませんね。
そして、食のプロにも聞いてみようと番組が向かった先は中華料理ではなく、お寿司屋さんでした。その美味ワザは、
板前ワザ 「酢飯でチャーハン」
寿司屋でもまかないなどで「酢飯」を使ってチャーハンを作ることがあるそうです。方法は、温かいご飯お茶碗一杯(150グラム)に大さじ2はいのすし酢をまんべんなく混ぜ合わせて酢飯を作るそうです。
<作り方>
①卵を半熟でかき混ぜ、ネギを入れて酢飯をまぜて炒めほぐして完成
酢は熱で飛ぶので酢の味が残らず、さっぱりした味になるようです。すし酢に含まれる酸が、お米のぬめりの元であるデンプンが流れ出すのを抑えている為にパラパラのチャーハンになるそうです。
番組では、おにぎりだと米粒が手に付きやすいがお寿司だと米粒が手に付きにくいという説明をしていました。言われてみるとわかりやすい説明ですね。ただし、注意点があります。
【注意点】
温かいご飯お茶碗一杯(150グラム)に大さじ2以上入れてはいけない
(熱で酢が飛びきらずに酢の味が残ってしまうそうです)
そろそろ、家事えもんのかけ算レシピが気になっている方もいると思いますのでレシピと道具と一緒に紹介していきたいと思います。続きは次へ
「家事えもん」こと、芸人・松橋周太呂さん(ジューシーズ)が提案する高級中華店のようなチャーハンの美味ワザが紹介されていましたので紹介したいと思います。「パラッとしているけど、口に入れたらパサパサしていなくて、しっとりしている」そのチャーハンは
家事えもん・松橋流 「パラしっとりチャーハン」
材料
ご飯(300グラム)
卵(2個)
ラード(大さじ2)
酒(大さじ2)
塩コショウ(少々)
中華だし(小さじ1/2)
<作り方>
①(ボウルに、)あら熱をとったご飯に大さじ2杯ラードをかけ、ご飯になじませる
POINT:ご飯を炒める前に油を浸透させる(ラードでぬめりをコーティング)
②ラードでコーティングしたご飯に大さじ2杯のお酒を入れてなじませる
POINT:お酒を加えることでご飯の甘みが増す
③ご飯にラードをなじませているので油をひかずにフライパンにかける
④炒めたご飯に塩コショウ(少々)と中華だし(小さじ1/2)を少々加え火が通ったらフライパンから降ろす
POINT:ご飯と卵は別々に炒める(卵のカサつきを防ぎ、しっとり感をだすため)
⑤フライパンで溶き卵を素早くかき混ぜ、その中に先に炒めたご飯を入れかき混ぜて完成
POINT:ご飯を入れたらすぐに火を止める(キレイに卵とご飯を混ぜるため)
家事えもん・松橋流かけ算レシピ① タコライス風チャーハン(野菜も一緒に取れるチャーハン)
材料
松橋流「パラしとチャーハン」※作り方はこのページのTOPで紹介しています
豚ひき肉(200グラム)
トマト(半分)
レタス(1/6:100グラムほど)
パプリカ(1/4)
チーズ(30グラム)
オリーブオイル(大さじ2)
ケチャップ(大さじ5)
ウスターソース(大さじ1.5)
塩コショウ(少々)
ニンニク(小さじ1/2)
温泉卵(1個)
<作り方>
①小さめの鍋にオリーブオイルを大さじ2杯入れ、ニンニクの香りが出るまで弱火にかける
②豚ひき肉を入れ泡立て器で挽き肉を細かく炒める(お好みで一味を)
秘密道具①泡立て器(ひき肉を細かく炒める時に最適)
③塩コショウ(少々)で下味をつけ、ケチャップ(大さじ5)、ウスターソース(大さじ1.5)を入れてサッと煮てタコミート完成
④松橋流「パラしとチャーハン」をお皿によそい、下記の順番で盛りつける
レタス
タコスミート
チーズ
サイコロ状に切ったトマト
パプリカ
温泉卵
カレーライスで陥りがちな落とし穴は、お肉が固くなることです。カレーは煮込むほど美味しくなるのですが、お肉は煮込むほど固くなってしまいます。その悩みを解決するのが「ハチミツ」だそうです。ハチミツの酵素(プロテアーゼ)に肉の組織が縮むのを防ぐ効果があるからだそうです。その方法は下記の手順です。
下準備(仕込み)方法
①お肉に塩コショウで下味をつける
②ハチミツを2周ぐらいグルリをかける
③お肉にハチミツを揉み込む
そのほかに主婦100人に聞いた!人気の隠し味BEST3というのもありましたので紹介したいと思います。
第3位:チョコレート(カレーのコクを引き立てるため、ビターチョコの方がより効果的だそうです)
第2位:ルーを2種類入れる(混ぜることでオリジナルの味にできるからだそうです)
第1位:インスタントコーヒー(コーヒーの苦みがコクを増すそうです)
「家事えもん」こと、芸人・松橋周太呂さん(ジューシーズ)も驚いたカレーのコクを出す食材がありました。それは「お餅」でした。4人前のルーに対してお餅1個を八等分煮きって入れることで、餅米のでんぷんがルーに溶け込んで3日間ぐらい煮込んだ感じにトロトロになるそうです。
それでは最後に今までのレシピも含め、家事えもん・松橋流の「カレー」かけ算レシピを紹介します。続きは次へ
家事えもん・松橋流かけ算レシピ② ドライカレー チーズソースのせ(冷蔵庫の余ったカレーで作る!簡単ドライカレー)
材料
カレー(150グラム)
オリーブ油で炒めたご飯(250グラム)
アーモンドミルク(大さじ1〜2)
とろけるスライスチーズ(3枚)
卵黄(1個)
<作り方>
①カレーをポテトマッシャーなどで良くつぶし具材を細かくしてルウに溶け込ませる
秘密道具②ポテトマッシャー(カレーの具材を簡単につぶせる)
②フライパンでご飯と①のカレーを混ぜてしっかり焼き目(お焦げ)をつけるまで炒める
③お椀にドライカレーを入れて、お皿に盛り付け成形しておく
④小さめの鍋で、低温でとろけるスライスチーズ3枚溶けてから、アーモンドミルクを大さじ2杯程入れながら温め、溶かしたチーズソースを作る
秘密道具③シリコンのお玉(混ぜながら、ソースやスープをキレイにすくいやすい)
POINT:アーモンドミルクで香ばしさとチーズの甘みでカレーの辛さ和らげる
⑤チーズソースを、成形したドライカレーにかけて、卵黄を乗せて完成
坂上忍さんは、食べた後、美味しすぎて「あの野郎~」という太鼓判を押していました。余ったカレーをうどんにする方もいると思いますが、このレシピも是非使ってみてはどうでしょうか。
今までのかけ算レシピも記事にしていますので、是非参考にしてみて下さい。