毎日放送制作・TBS系列『林先生が驚く初耳学!』の人気企画「澤部の初耳ピーポー第45弾」では、リオパラリンピックでマラソンの伴走者として出場して5位に入賞し、アジアパラ競技大会のトラック種目で日本人女性初の視覚障がい者ランナー伴走者となった日野未奈子さんが出演です。
立命館大学の大学院生で京都市内のマンションに住み、物が少ないシンプルな部屋に香水集めと使うことが趣味ですが現在は見る(飾る)専門で栄養面を考えて自炊が多めで外食ではメニューの特徴を説明するなどストイックな生活をする日野未奈子さんについて当たり障りなく紹介してみたいと思います。
番組内では、林修さんにクイズ形式でヒントを出しながら日野未奈子さんの職業を当てるのですが、視覚障がい者ランナー伴走者の世界は思った以上に厳しい世界でした。
日野未奈子さんの職業を当てるヒントの解説付きで解説します。その前にヒントになる画像を先にご覧下さい。
目次
視覚障がい者ランナー伴走者は厳しい世界の中で戦っている
日野未奈子さんは、立命館大学の陸上部出身で2015年に関西学生新人陸上選手権大会女子1500m優勝するほどの実力があります。
日野未奈子さんの人生を変えたのは、リオパラリンピック日本代表の近藤寛子選手の「走ることが生きがいだから何が何でもリオのパラリンピックに出場する」という熱い思いに圧倒されたとの出会いがあったからです。
伴走者リタイアすると視覚障がい者ランナーもリタイア
伴走者の世界は非常に厳しく、伴走者が先リタイアしてしまうと同時に選手もリタイアになるために、その使命感から日野未奈子さん自身も毎朝のランニングを日課にして絶対に体調を崩さないように気を配って栄養バランスのとれた食事と自炊しています。
レース中の貧血を防ぐために鉄分の多い牡蠣や貝類を沢山食べるそうです。
日頃からメニューを読み上げる
外食では食べるだけでなく、そのメニューがどういった食べ物なのかを日頃から説明しながら食べます。
視覚障がい者は、外食メニューの画像など見ることが非常に困難ですが、伴走者はマラソンになるとレース中だけでなく移動や着替えなど生活面のサポートをする役割もあるそうです。
また、なっているのにも理由がありました。
それは、視覚に障がいのある方は嗅覚や聴覚が敏感な方が多いので密着して常に走ってるので意識して香水は付けることを止めていると語っていました。
走力が勝ることから9割以上が男性伴走者であるのが現状だが女性伴走者が女性視覚障がい者ランナーにメリットがある
わかさ生活の社員で伴走を依頼している井内菜津美選手から「女性同士であれば更衣室も一緒に付いてきて貰えるし、行動を全部一緒にできることが安心できる部分」と女性伴走者のメリットを語っていました。
国際大会では走力が勝ることから9割以上が男性伴走者であるのが現状で、国際舞台で活躍できる女性伴走者は日野未奈子さんを含めて数名しかいません。
ストイックな生活と日本人女性初の視覚障がい者ランナー伴走者の日野未奈子さんについてWikipedia風に調べてみると・・・
WIKIPEDIAより詳しい?日野未奈子のプロフィールと経歴・学歴・陸上成績
出典:https://www.cw-x.jp/
名前 (読み方) |
日野 未奈子 (ひの みなこ) |
生年月日 | 1995年9月8日 |
出身地 | 愛媛県伊予市 |
血液型 | |
身長 | |
体重 | |
スリーサイズ | B W H |
カップサイズ | |
出身高校 | 済美高等学校 |
出身大学 | 立命館大学 産業社会学部卒業 → 立命館大学院社会学研究科 |
資格 | JAAF 公認ジュニアコーチ 初級障がい者スポーツ指導員 移動介護従事者 |
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日野未奈子の主な受賞歴
第94回 関西学生陸上競技対校選手権大会 優勝
2017全日本大学女子選抜駅伝競走 優勝
中学で陸上を始めた日野未奈子さんは、済美高等学校3年で主将を務めた2013年に全国高校駅伝競走大会で2区を走り、チームは57位と惨敗するも大学に進学しても陸上を続けることを決意。
憧れだった立命館大学に入学後、陸上部に入るも中距離の記録は伸び悩み、膝を痛めてからは走るのをやめたいと思うこともありました。
日野未奈子さんにとって伴走者とは・・・
伴走者・支援者は支えてあげているイメージが強いかなと思うんですけど、そうじゃなくて逆に選手からやりがい・達成感・嬉しさを沢山もらっているので、しんどい局面を励まし合って選手が乗り越えて立て直してく瞬間は心が震えるものがある。
と番組内で思いを語っていました。
女性伴走者の広がりと東京パラリンピック出場を夢見て日野未奈子さんは、走り続けていると思います。