2017年3月12日、サウジアラビアのサルマン国王が46年ぶりに来日した事が話題になっています。午後6時45分頃に特別機で東京・羽田空港に到着し、サウジアラビア側は事前に持ち込んだエスカレーター式の特製タラップで入国し、同行者は王子や閣僚、企業幹部ら1000人を超えるそうです。

サウジアラビアは世界最大級の産油国トップで日本も輸入の3割超を依存していますが近年、サウジアラビアの原油価格低迷を背景に財政状況が悪化していることから脱石油に転換するためにインフラや医療・観光・再生可能エネルギーなどの分野での協力を求めるサルマン国王。

石油の安定確保につなげたい安倍晋三首相との首脳会談ではなくサウジアラビア、サルマン国王などの3月12日から15日まで日本に滞在する中で気になるニュースで騒がれている事にについて当たり障りなく紹介してみたいと思います。

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国王専用のエスカレーター型の特製タラップとは?

要人来日時になると羽田空港に全国から航空ファンが集まるそうですが、サウジアラビアの来日になると使用される機体数がかなり多くなるそうです。

サルマン国王は高齢で足が悪く、来日する前に日本側に移動式エスカレーターの確認をしていたそうですが、日本側で準備ができないことがわかったため、サウジアラビア政府は国王専用のエスカレーター型のタラップを持ち込むことを決めました。

2017年3月5日の午後、冷戦時代の生き残りの機体でロシアのヴォルガ・ドニエプル航空のイリューシン76は、安定性は抜群のため大型荷物の輸送に適しており、航空ファンからするとかなりレアな機体だそうです。

出典:http://www.sankei.com/
(サウジアラビア チャーター輸送機)

搭乗者:
来日目的:サルマン国王専用エスカレーター型タラップの輸送の為
運行管理:ヴォルガ・ドニエプル航空
使用機材:Ilyushin Il76TD-90VD
機体番号:RA-76950
コールサイン:VDA6560
使用滑走路:RW22

出典:http://www.sankei.com/
(サウジアラビア 政府専用機)

搭乗者:サウジアラビア政府関係者
来日目的:サルマン国王来日の先遣隊
運行管理:サウジアラビア政府
使用機材:Boeing 737-7FG
機体番号:HZ-MF1
コールサイン:SVA7384
使用滑走路:RW16R

出典:http://www.sankei.com/
(国王専用のエスカレーター型のタラップ)

国王に即位しての来日は初になります。気になる国王専用のエスカレーター型の特製タラップの金額ですが非公開のようでいろいろ検索しても手がかりも掴めませんでした。製品として販売されているかも不明です。

日本でエスカレーター型のタラップが利用されていない(製造されていない)理由を考えると

  • 費用対効果が低い
  • 安全性の確保が困難

と考えられます。

日本製造のエスカレーター(三菱電機ビルテクノサービスの場合)の運行速度は、超低速(15m/分)・低速(20m/分)・標準(30m/分)の3段階に切り替えを可能で1時間に12,000人を昇降させることが可能だそうです。

意外に気づかれていない方が多いと思いますが移動手すりとステップの速度は同じではありません。上りのエスカレーターの場合は移動手すりは体が少し前屈みになるように移動手すりを少し速くしており、下りの場合は移動手すりが少し遅くしています。
※厳密に移動手すりとステップの速度を同期することはできないそうです

そもそも、エスカレーターの正しい利用方法ですが歩く走る禁止行為であり、移動手すりを持って乗ります。片側をあけないで乗ることが基本です。

 

Wikiより詳しい?サルマン国王のプロフィールと経歴

出典:

名前:サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード
アラビア語:سلمان بن عبد العزيز آل سعود
ラテン文字:Salmān bin ʻAbd al-ʻAzīz Āl Saʻūd
生年月日:1935年12月31日(81歳)
出身地:サウジアラビア・リヤド
王家:サウード家
父親:アブドゥルアズィーズ・イブン・サウード
母親:ハッサ・ビント・アフマド・アッ=スデイリー
宗教:イスラム教ワッハーブ派
備考:初代サウジアラビア国王イブン・サウードの25番目の男子

日本語メディアでは、「サルマーン」ではなく「サルマン」と表記されることが多い

来日歴

1998年4月 リヤド州知事として外務省賓客
2014年2月 公賓