嚢胞性ヒグローマが発症する原因は?

環境的要因と遺伝子的な原因が考えられるようで一般的な環境的原因として

  • 妊娠中にウイルス感染症で母親を経由して赤ちゃんにうつった場合
  • 妊娠中に薬物やアルコールに身を直接さらした場合

遺伝性疾患のある乳児により頻繁に見られ、嚢胞性ヒグローマは、主に染色体異常児において一般的に見うけられるようで遺伝子的な原因としては

  • ターナー症候群(正常女性の性染色体がXXの2本なのに対し、X染色体が1本しかないことで発生する染色体異常の1つ)
  • 第13番染色体、第18番染色体、または第21番染色体において染色体がもう1つ余分にある(トリソミー)
  • ヌーナン症候群(低身長、心臓の異常、外見の異常など、さまざまな身体的異常を引き起こす遺伝子異常)

<余分な豆知識>

染色体が2本で対をなしている(正常)なものを「ダイソミー」と呼び、1本になるのが「モノソミー(欠失)」、3本になるのが「トリソミー(重複)」、4本になるのが「テトラソミー」、5本になるのが「ペンタソミー」といいます。

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嚢胞ヒグローマの診断方法は?

超音波検査中で子宮内にいる胎児の遺伝子の異常を調べる方法は羊水穿刺、出産後まで発見されていない場合は、胸部X線・超音波・CTスキャンがあるそうです。

 

嚢胞ヒグローマの治療方法は?

出生後の子に嚢胞ヒグローマが発見された場合は、ヒグローマが再び増殖しないように全部除去手術を行う。

大きなヒグローマを除去することが困難または不可能な場合は硬化療法(刺激性物質を嚢胞内に注入し、嚢胞縮小させる)や化学療法・放射線療法・ステロイド系の薬の投与などを行う方法があるようです。

嚢胞ヒグローマは非常に感染症に弱いため、自分で穿刺して排出を試みることはあまりにも危険だそうです。

 

嚢胞性ヒグローマの主要な潜在的合併症とは?

  • 増殖の再発
  • 出血
  • 患部の感染
  • ヒグローマを除去する手術によって筋肉、神経、または組織に損傷

が考えられるそうです。