ついに大作として期待される話題の寄生獣が完結する。楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。原作は、岩明均(いわあきひとし)により1989年~1995年にかけて講談社「アフタヌーン」にて連載され、累計1100万部を誇る大人気コミック(アフタヌーンKC全10巻、完全版全8巻)で20年以上前の作品なんです。

寄生獣完結編

出典:http://kiseiju.com/

実写映画版の公開された2014年時点では1300万部を超えてたようです。まさにモンスターコミックですね。
これだけ売れていますが全く原作を読んだことがない人も、もしかしたら多いのではないでしょうか。ネタバレはないので安心してお読みください。

スポンサードリンク

寄生獣評価されている

 

寄生獣

出典:http://onecall2ch.com/

寄生獣はメッセージ性が強く、いろいろと考えさせられ、エンタメとしても大変面白く完成度が高い作品でしょう。多くの漫画家にも金字塔として扱われてもいるようです。

スポーツ漫画で言えば、スラムダンクという立ち位置といってもいいのではないでしょうか。

上の写真は単行本のものです。今は完全版、新装版、文庫版とまだ他にもありますが、この3つの違いは何かというと

完全版
完全版では連載当時のカラー原稿がカラーページとして収録されているほか、連載時に掲載誌上で読者と交わされた一問一答やアフタヌーンKC版のあとがきの再録、鶴見俊輔による解説文が収録されている。
岩明均 『寄生獣(完全版)』 講談社〈KCデラックス〉、全8巻

 

新装版
表紙を変更した新装版が発売されている。ISBNがアフタヌーンKC版と異なる。完全版と異なりカラーページはない。
岩明均 『新装版 寄生獣』 講談社〈KCデラックス〉、全10巻

 

文庫版
2003年の『寄生獣(完全版)』に準じた内容を文庫サイズに縮小して発売された。完全版と異なりカラーページはない。
岩明均 『文庫版 寄生獣』 講談社〈講談社文庫〉既刊6冊(全8巻予定)

Wikipediaから引用

 

ちなみにISBNは、International Standard Book Numberと言って、世界共通で図書(書籍)を特定するための番号です。書籍の裏側にISBNと記載があります。これを知っていると書籍探しに役立つんですが、雑誌とかは例外になります。

購入を考えている人に役立てば幸いです。

連載当時は、漫画と言えば、週刊少年ジャンプのドラゴンボールのサイヤ人編(アニメの時はドラゴンボールZで放送開始)が人気を博していた中で、ひっそりと連載が開始。しかし、漫画好きの中ではかなり高い評価を得ている最中に大学教授、評論家、哲学者、心理学者と多方面からも大絶賛という現象も起きました。

映画化、アニメ化がなぜ今?

人気があったなら、当時のドラゴンボールのようにアニメ、映画、ゲームと商品化されていておかしくないと疑問を持つ人もいるでしょう。
ストーリーの描写が残酷過ぎるから?当時の技術では実写が難しいから?と考え方もあるかもしれませんが、簡単にいうと大人の事情と「塩漬け」です。

映画、アニメを制作するには権利者から映像化権を買う必要があります。映像化権を買う時はは「他の人には映像化権を絶対に売らない」という約束も一緒に買うようにしています。
アメリカでは人気のある日本の漫画の映像化権だけをとりあえず押さえておくのが流行りました。正直、迷惑な行為をするなと思うかもしれませんが、映画を作制作するかどうかはその後の企画次第のことだから、押さえるだけ押さえておこう!といういわばビジネスの定石手段です。

その映像化権を持っていたのが「13日の金曜日」シリーズ、「エルム街の悪魔」シリーズ、「セブン」、「アイ・アム・サム」、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと有名は映画を制作しているアメリカのニュー・ライン・シネマ社。現在はワーナーに吸収合併されていますが、制作は継続しているようですが、実質的な運営はワーナー・ブラザースが担当のようです。

寄生獣は映像化権だけ買われて結局スポンサーが付かずに契約が切れる期限の間、アメリカでも日本でも映画化されないという状態に陥っていたというわけです。この状態を「塩漬け」と呼びます。

 アニメ版 寄生獣

寄生獣 セイの格率出典:http://ib.huluim.com/

映画化以外にも同年にアニメ化もしています。『寄生獣 セイの格率』というタイトルです。作中で主人公(以下泉新一)が心身ともに成長する場面があります。原作ではその変化を髪型で表現しています。原作と違いアニメの泉新一はメガネをかけています。アニメスタッフが考え出したのがメガネをかけることで、「優等生」から連想してイメージされやすい「弱々しさ」を表現するためにメガネを起用しているようです。

今日から寄生獣完結編の映画が公開ですね。原作をご存じの方は、比べてしまうと思いますが、楽しく観られるといいですね。