五島うどんのタイトル

出典:http://www.ytv.co.jp/,http://www.fujitv.co.jp/

カミングアウトバラエティ!! 秘密のケンミンSHOWで紹介されたことがある「地獄炊き」というご当地グルメが、2015年6月20日の有吉のニッポン元気プロジェクト おーい!ひろいき村でも紹介されました。

地獄炊きと聞くだけで、「えっ?」と二度聞きしてしまうかもしれないですね。五島という地名でお気づきの方もいるかもしれませんね。幻のうどんと言えば五島うどんということを御存知でしょうか。

では「地獄炊き」、「五島うどん」を当たり障りなく探っていきましょう。

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地獄炊き出典:http://www.kirishima.co.jp/

写真をご覧になって「うどん」と思った方、正解です。

「地獄炊き」とは五島うどんのことなんですね。もう少しお付き合いください。

五島うどんとは?

五島うどんは幻のうどんと言われているようです。探っていきましょう。

その前に、深く知るためにもう一つお付き合いください。

日本三大うどんと言う言葉をご存じでしょうか。何かと日本三大シリーズでまとめられるものが多いですよね。三大と言いながらも議論されているものが多いのが事実です。

日本三大うどん

日本うどん学会の会長を務める三宅耕三・香川短大教授も「定説はない」との見解だが、現状では「讃岐」と「稲庭」はほぼ「当確」という見方が強い。第三のうどんには、長崎県の「五島」、群馬県の「水沢」、富山県の「氷見」のほか、名古屋の「きしめん」が挙がることもある。
(2007-08-20 朝日新聞 夕刊 2社会)

引用元:https://kotobank.jp

讃岐うどん

出典:http://sgourmet.blog94.fc2.com/

【讃岐うどん】
「うどん県」という別名まである香川県が発祥のうどん。これ以上の説明がいらないぐらい有名だと思います。オーストラリアでうどん用の小麦を作っているって知ってましたか?

稲庭うどん

出典:http://www.tohokumura.com/

【稲庭うどん】
秋田が発祥の平らな細麺。秋田藩主佐竹侯への献上品、参勤交代の折幕府への土産品として珍重され、高級品という位置づけが強い?

水沢うどん

出典:http://www.mapion.co.jp/

【水沢うどん】
群馬県が発祥のうどん。見た目や食感は讃岐うどんによく似ていますが、讃岐うどんよりは細いため、食べやすくてのどごしが良いと思います。

きしめん

出典:http://chuplus.jp/

【きしめん】
愛知県の名物。うどんとは異なるということで平打ちうどんと呼ばれることもある。うどんと比較してコシは非常に弱い。

【五島うどん】

五島には古くからうどんがありました。うどんづくりの工程で椿油を使うのが五島うどんの特徴ですが、それは島の人の間だけで食べられていました。麺の特性からして他の地には広まりにくかったのです。これが「幻のうどん」と呼ばれる由縁です。

さて、この幻のうどん「五島うどん」が日本のうどんの発祥であるかもしれないと、うどんのルーツを調査された方がいます。中通島の出身で旧上五島町の教育長をつとめられた吉村政徳さん、現職は奈摩郷地区にある政彦神社の宮司さんです。自ら中国に渡り調査されたということで、五島うどんのお話をお聞きしました。

「九州の西方に位置する五島列島は、遣唐使の時代、船が寄港する場所でした。中国からやって来る遣唐使船には1艘に何百人もの人が乗っており、大陸の文化が寄港地である五島にもたらされるというのは、ごく自然の流れです。大陸の食文化が、ここ五島にいちばんに伝わるということはけっして不思議なことではありません。

私は「うどん博士」と異名をとる国学院大学の加藤有次名誉教授から、「うどんは中国から遣唐使船が伝え、その製法は五島から全国に広まった」こと、そして「そのルーツは中国の『索麺(さくめん)』にある」ということをお聞きしました。早速、中国の麺について調べ始めました。中国にはなんと400もの麺の種類があるそうです。その中から折江省温州市近郊の永嘉県に「索麺」という麺があるということがわかりました。それでは現地まで行ってその麺を調べてみようと、中国まで行ってみました。

私はその永嘉県の「索麺」を見て、本当に驚きました。そこで見た麺の製法が、五島うどんと何から何まで同じだったのです。そこはうどんを作らない家庭がないほど、村全体がうどんの里という感じでした。気候も五島と非常に近かったですね。それで五島うどんのルーツはこの「索麺」に違いないと確信しました。

引用元:http://www.town.shinkamigoto.nagasaki.jp/

1000年以上前から五島うどんは存在したとは驚きです。幻のうどん呼ばれる由縁も分かりましたね。もしかしたら日本最古のうどんと思ったのは自分だけでしょうか。

とりあえず日本三大うどんの1つであることは間違いないようです。

 

地獄炊きというネーミングはどうして?

名前の由来には、

・ぐつぐつ煮立っている様が地獄のようだから
・“至極美味しい”の“至極”が訛ったから
・旅人が食べたときに“至極美味しい”の“至極”が”地獄”と聞き間違えたから

といった諸説があるようです。

地獄炊きとは?

地獄炊き

出典:http://www.kirishima.co.jp/

五島うどん』を茹で、アゴ(トビウオ)出汁をベースにしたつゆにつけたり、卵と生醤油を合わせて食べる五島の郷土料理。アゴの煮干しは上品でスッキリとした甘味とうまみがある出汁がとれます。

細くてコシが強く、煮くずれしにくい特徴を持つ乾麺の五島うどんだからこそ、地元の方は家でも食べられている料理なんですね。

自分の地元料理を探してルーツを探ってみると新しい発見があるかもしれないですね。