2016年7月24日、TBS系列『情熱大陸』では飼育しているポニーに乗馬や育てたジャガイモのポテトチップスなど身の回りに溢れている“本物”を通じて子どもの自立を第一に考えた教育をしている幼稚園園長・加藤積一さんが出演です。

世界一楽しい幼稚園を目指し、子どもの成長に本当に必要なモノを常に考え、社会の関心が高い待機児童問題も取り組んでいる幼稚園園長・加藤積一さんについて当たり障りなく紹介してみたいと思います。

幼稚園園長・加藤積一さんについて
  1. WIKIより詳しい?加藤積一のプロフィール
  2. 加藤 積一 園長がいる幼稚園とは?
  3. 東奔西走しながら子どもと向き合う加藤積一 園長の100日間
  4. 「ふじようちえん検定」をする理由は?
  5. 待機児童問題に加藤積一 園長も奮闘中!?
  6. どんな時に園長をやっていて良かった?
  7. 加藤積一 園長のもう1つの仕事とは?
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Wikiより詳しい?加藤積一のプロフィール

出典:

名前:加藤 積一(かとう せきいち)
生年月日:1957年??月??日
出身地:東京都立川市
最終学歴:法政大学 社会学部
職業:ふじようちえん園長
家族構成:久美子(妻、副園長)、大学生の息子が2人
備考:NPO法人全国元気まちづくり機構理事、私立幼稚園経営者懇談会会員

大学卒業後、食品関連の商社勤務、ケーキ店経営などを経て、父親が農業をしながら営んでいた藤幼稚園(ふじようちえん)に1992年(36歳)に入社し、2000年に引き継ぐかたちで園長に就任しました。

芝生の園庭を囲むドーナツ形をしている独特の園舎とユニークな教育方針が海外からも注目を集め、OECD(経済協力開発機構)学校施設好事例 最優秀賞や文部科学大臣表彰を受賞されています。

現在、保育所や託児所も含め合計700人以上の幼児と100人の先生・職員を抱え日本最大級の幼児教育施設を妻で副園長の久美子さんと身の回りに溢れている“本物”を通じて興味や自主性を伸ばして「子どもの自立を第一に考えた保育」をモットーに二人三脚で運営しています。

毎朝4時30分に行う生まれ育った立川市を散歩することが日課で四季折々感じたことを子ども達と共有するのが一番の楽しみにしており、身の回りに溢れている“本物”を通じて興味や自主性を伸ばそうと加藤 積一 園長は640人の園児たちに日々向き合っています。

仕事を持つ親の要望にも応えて早朝保育 7時~、延長保育 ~18時30分を行っています。

 

加藤 積一 園長がいる幼稚園とは?

名称:私立ふじようちえん
住所:〒190-0032 東京都立川市上砂町2-7-1
電話番号:042-536-4413
FAX:042-536-6815
アクセス:武蔵砂川駅 下車徒歩15分、JR立川駅北口より2番のりば「大山団地折返場」下車 徒歩5分
駐車場:有り(120台)
ホームページ:http://fujikids.jp/home/

1周180メートルの「走れる屋上テラス」をはじめ、屋根を突き破って生えるケヤキ、仕切りのない教室といった建物と子どもの成長が深く結びついた好事例として、文部科学大臣表彰をはじめ国内外から高い評価を受け、連日のように海外から視察団が訪れ「世界で一番楽しい幼稚園」との呼び声も高い。

老朽化が進んでいた前園舍を建て替える為に加藤積一 園長は知り合いの建築関係者に設計を依頼しましたが、プランに疑問を感じ途中で断り、保育教材の製造販売会社社員に話したところアートディレクターである佐藤可士和さんに相談を持ちかけました。
※「デザインの手が入っていない、医療施設や幼稚園のデザインがしてみたい」と佐藤可士和さんがテレビで言ったことが、保育教材の会社と加藤積一さんとの繋がりを産んだようです

加藤積一さんのポリシーで「懐かしい未来」をつくろうとしました。技術が進んでたくさんのものを失ったが、取り戻すチャンスがあるはず。当たり前の感覚こそ、今一番取り戻さなくてはならないもので、人は技術に合わせる必要はないという考えからだそうです。

 

東奔西走しながら子どもと向き合う加藤積一 園長の100日間

子供を取り巻く環境はめまぐるしく変わるなか、最新遊具の展示会の「こども環境NEXT100」に新型のジャングルジムなどを見学して遊び方が決まっていない遊具に興味を示していました。
※価格は170万円

他にも、AR(拡張現実)という技術を使った絵画を取り込んで操作ができるものに関して加藤積一さんは冷静に

「個人的には興味があります。(幼稚園で)使いたいと思うけど自分ではまだ『どうするんだろう』というものがある。常に子どもの育ちを考えていないと表面上の時代の動きに振り回されちゃう」

と、考えていることを語っていました。

遊びを通して育っていく子どもたちですが、昔ながらの遊びの中に加藤積一さんならではの工夫として私立ふじようちえんの『砂場』の中に小さな宝石を散らしていました。

加藤積一さん曰く

「ひとがいっぱい取ったり、大きいものを取るでしょ そうすると『僕も欲しい』、『私ももっと見つけよう』という気持ちになる。そこに”欲”っていうか 欲しいっていう意識を育てたい」

という考えがあることを明かしていました。

子どもの育ちによいと思えば即実行するそうで、ネイティブな英語の教師を雇用したり、ポニーを購入したのもその1つだそうです。

2016年4月、45回目の新年度を迎えた東京立川市の「私立ふじようちえん」ですが、20年前は200人程度だったそうです。現在の園児は640人というマンモス幼稚園になった理由について番組スタッフが質問すると

「断れない。断れなくて、だんだんこんな風になって・・・子どもを試験するわけにもいかない。我々は地域の幼稚園ですから、地域の中で望んで頂ければ、出来るだけ無理のない範囲で、これ以上の人数をする場合はこの場所ではできない」

と加藤積一さんが語っている最中に、後ではベテランの先生が送迎の幼稚園バスに乗り遅れた新人の先生達に泣きながら訴えていました。

 

「そういう気持ちでやるなら やめて欲しい。ちゃんと振られて仕事はやらないと子どもじゃないんだから『バスが行っちゃった』じゃないよ。幼稚園のバスが行っちゃった なんてありえない。英語のことはもちろんやらなきゃいけないけど、言われた仕事はちゃんとやって」

加藤積一 園長は、あえて見て見ぬ振りをしていました。

「常日頃、ここは先生達みんなで作っていく幼稚園だって言っている。先生同士でこういうふうにやっていくのが一番いいんですよ。注意して・・・私が言って叱ったり怒ったりしてもワンちゃんかネコちゃんになっちゃう。そんなの意味ない。先生達が生きている場所なので

注意を受けた新人先生達同士が話し始め

「またバタバタすると思うので迷っている子をクラスに連れて行って先生が足りないクラスに入って見てもらう形はいい」

加藤積一 園長が新人先生に生み付けたいものは『自覚』でした。

東京立川市の「私立ふじようちえん」に在籍している先生は66人だそうです。その多くは20代で経験の浅い先生達に加藤積一 園長は、ことあるごとに自分の考え「形にとらわれずいろんなことをやっていい」などを伝えていきながら、自らもアイディアを出しているそうです。

例えば、

足形のマークを付けているのは、子どもは枠に当てはめることが好きな習性を利用して、自然と靴を揃えさせるようになって貰うためだそうです。

他にも、子どもはサッカーをする子が増えてきてから、ボールを投げる動作が日常から減ってきていることがもったいないということから製作したそうです。

ピアノが苦手な小林知博先生は、得意のギターで歌の楽しさを伝えたり、6年目の杉本麻衣子先生は子どもが帰る前にギュッと抱きしめて怪我がないかどうかなどを確かめているそうです。加藤積一 園長の「形にとらわれずいろんなことをやっていい」という考え方が活きています。

 

「ふじようちえん検定」をする理由は?

年に1度、先生全員に「ふじようちえん検定」を行い、自分の職場の事は完璧に知っていて欲しいという考えからだそうです。質問数は100問あるそうです。

例えば

あなたならどうする?木の上にカラスが騒いでいます。

解答例は

  • カラスを刺激しない
  • 子ども達に大声を出させない
  • 室内に避難する

番組スタッフに質問が細かいと言われると加藤積一 園長は

「質問の細かさが、細部を見る目を養います。細部は子どもさんやご家庭には大切な情報が詰まっています」

と語られていました。

キャリアの長い先生で86点、新人の先生は48点とかなりの差がひらくほど今年の検定は今までで一番難しかったようですが、この検定は合格不合格はなく、ボーナス査定にも関係ないようです。

海外からも注目を集めてフランスやコロンビア、マレーシアからの教育関係者の視察団がきています。

観光気分で食べ物を持ちあるいていた中国に対して「食べ物を外に出さないで 中に入れて、そこに置いちゃダメ!バッグに入れて だらしない人と話す気にならない 子どもは大人をみて育つ」と伝えていました。

 

待機児童問題に加藤積一 園長も奮闘中!?

待機児童問題にも目を向けており、東京都認証保育所スマイルエッグスを経営しています。0歳から2歳までの乳幼児が対象ですが、既に定員一杯の状態ですが、隣の敷地を買い取って新たに建築することで定員を増やす予定だそうです。
※2016年7月1日に開園しました

加藤積一さんのアイディアがあります。加藤積一さん曰く「小さい時に天井を見ながら育つ。木の節を見て恐竜見たいとか想像する。すべて育つ方に向かっていくと思います。ここは子どもが育つための道具です」と明かしていました。

東京都認証保育所スマイルエッグス

保育所名:学校法人みんなのひろば 保育室スマイルエッグス
住所:〒190-0032 東京都立川市上砂町4-52-1 (西武線「武蔵砂川駅」南側)
電話番号:042 538 7666
FAX:042 538 7667

施設内容:園舎面積:199.67㎡(ウッドデッキ・遊び場 約288㎡)、送迎時用の駐車場:有り(6台)

加藤積一 園長は待機児童を解消するために、近所の中華料理店だった空き物件を保育所にできないかと副園長であり妻の久美子さんと共に下見をしたところ好感触でしたが、申請上店舗という形のため用途変更が必要となり予想以上にコストが掛かることが判明し、今回は断念しました。

 

どんな時に園長をやっていて良かった?

子ども達に気軽に友達感覚で声を掛けられる時は一番嬉しい。安心した一人の友達として認めてくれて。親から感謝して頂くのは有り難いけど、それよりも子どもの役に立つことを考えて・・・園長先生ってみんなそうじゃないかな

目指しているのは「世界一楽しい幼稚園」

 

加藤積一 園長のもう1つの仕事とは?

毎週木曜日の夜、加藤積一さん 1人パソコン前に向かい1週間で先生達が撮った写真5000枚全てに目を通し、その中から50枚ほど選んでメッセージを添えて、幼稚園便りとして保護者に配布している

20年前から欠かさずに行っている園長の仕事だそうです。最初は白黒でしたが副園長が展示会でストライクアウトをしたところカラーコピー機を当ててから、カラーコピー印刷になったのだそうです。