2015年11月9日、NHK総合テレビジョン『プロフェッショナル 仕事の流儀』では「和牛の神様、愛情の牛~肉牛農家・鎌田秀利~」と題して5年に一度の「和牛オリンピック」の肉質部門で日本一に輝いた肉牛農家・鎌田秀利さんが出演されました。

 鎌田秀利

出典:http://www.nhk.or.jp/

史上初の2連覇を成し遂げ、その立役者であり、肉質部門で日本一に選ばれたのが“和牛の神様”と呼ばれています。きめ細かな霜降り肉は芸術品と言われ、通常の5倍もの値が付くそうです。その秘密は、独自の栄養管理などの驚きの飼育法、牛の僅かな変化を見極める眼力を持つ鎌田秀利さんについて当たり障りなく紹介してみたいと思います。

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Wikiより詳しい?鎌田秀利のプロフィール

鎌田秀利1

出典:http://www.nhk.or.jp/

名前:鎌田秀利(かまだ ひでとし)

宮崎県串間市で建設業を営む有限会社谷口組の畜産部門に16年余り勤務し、県下でトップクラスの成績を収め、その経験を活かして2004年(平成16年)春に独立して、肉用牛繁殖30頭、肥育牛100頭を目標に経営を開始しました。

鎌田秀利さんは温和で優しい方ですが、牛を見る時の目は鋭く真摯で畜舎やセリ場では全くの別人格になるそうです。1日4回の飼料給与といった管理面でのこだわり、牛舎、倉庫ともにとても整理整頓をして環境と衛生対策を更に強化しているそうです。

「牛が大好き」という鎌田秀利さんは、早朝3時からその日の終わる深夜12時まで、牛舎から離れずに徹底して牛に寄り添う飼育によって生み出し、自分の理論に磨きをかけ、生産性の高い経営を行い、現在の地位を築いています。

 

和牛オリンピックとは?

和牛オリンピックとは、京都市の全国和牛登録協会が主催する、5年に一度の和牛品評会です。正式名は「全国和牛能力共進会」で和牛オリンピックは略称・別名ということです。
※通称「全共」(ぜんきょう)

全国のブランド牛の種牛・肉牛の品質を切磋琢磨し合うことを目的としています。

種牛の部・・・牛の改良の成果を競う

肉牛の部・・・牛肉の肉質を競う

この2部門からなり、毎回約500頭の牛が集結します。開催費用の開催地負担は数億円に上るそうですが、品評会に合わせて開催地の農業、観光、文化などをアピールするイベントも開かれるため、開催地には多大な経済効果があるといわれています。

【開催地】

1.  1966年(昭和41年)   岡山県
2.  1970年(昭和45年)   鹿児島県
3. 1977年(昭和52年)  宮崎県
4.  1982年(昭和57年)   福島県
5.  1987年(昭和62年)   島根県
6.  1992年(平成4年)    大分県
7.  1997年(平成9年)     岩手県  岩手郡滝沢村、紫波郡紫波町
8.  2002年(平成14年)   岐阜県  大野郡清見村、高山市
9.  2007年(平成19年)   鳥取県  米子市、境港市、西伯郡大山町
10.2012年(平成24年)  長崎県  佐世保市ハウステンボス・佐世保食肉センター 島原市島原復興アリーナ
11.2017年(平成29年)宮城県

第9回目の品評会は平成19年10月11日(木)~14日(日)、「和牛再発見!-地域で築こう和牛の未来-」をテーマに開催。

第10回目の品評会は平成24年10月25日(木)~29日(月)、「和牛維新! 地域で伸ばそう生産力 築こう豊かな食文化」をテーマに開催され、枝肉部門で、鎌田さんは史上初の2連覇を達成し、鎌田秀利さんの所属するJAはまゆうが団体優勝しました。

鎌田秀利さんは、全国のブランド牛「松坂牛」「米沢牛」などの肉牛農家からも一目置かれる「和牛の神様」と呼ばれ、鎌田秀利さんの生み出す霜降り肉は、宮崎牛の品評会では上位を独占、和牛オリンピックの肉質部門で日本一の内閣総理大臣に選ばれ、通常の5倍もの価格で取引されています。

枝肉とは?

頭部、内臓、尾、四肢端〔ししたん〕等の食べられない部位などを除去した肉「肉の中で食べられる部分」のことを指します。