人間は生き続ける為には、少なくとも栄養を摂取しなくてはいけません。と、堅苦しい話はさておき、永遠のテーマの1つでもある「健康」について気になる情報が発表されています。研究成果では、老化遅延、脳機能、平均寿命において1975年頃(昭和50年頃)の日本食が最も健康的であることが示されたということです。
日本食 1975年

出典:http://macaro-ni.jp/

2013年12月に和食が世界無形文化遺産の食文化として「フランスの美食術」、「メキシコの伝統料理」、「地中海の食事」、「トルコの伝統料理ケシケキ」に次いで世界5番目に登録されましたね。日本文化は思っている以上にすごいということが分かると思います。世界一受けたい授業でも放送されるみたいですね。再認識、予習しておきましょう。

スポンサードリンク

 日本食を使った研究方法とは?

東北大学大学院農学研究科食品化学分野の都築毅(つづき つよし)准教授らが1960年、1975年、1990年、2005年の日本食の厚生労働省「国民健康・栄養調査」や文部科学省「日本食品標準成分表」を参考にして平均的なメニューを作成。調理したものを凍結乾燥・粉末化し、通常のえさに混合して8ヵ月間マウスに食べさせるという実験方法です。
平均的なメニューと言われても各年代ごとが、どういったものかピンとこないですよね?

日本食の各年代の特徴とは?

  • 1960年(昭和35年)
    断然お米の摂取量が多く、魚介類が主なタンパク源で塩分も一番多い年代。お米に対して、おかずの量が少い。お米とみそ汁と漬物という組み合わせが特徴。

 

  • 1975年(昭和50年)
    東京オリンピック、大阪万博(日本万国博覧会)を経て、食材の流通網がしっかりしてきた事で多くの種類の食材を摂取し食の多様化が始まりました。洋食と和食が食卓に一緒に並ぶようになり、家族そろって多くの料理を食べていた年代。サンドイッチやコンソメスープなどの欧米の影響が表れ始め、タンパク質、脂質源として、魚介類が中心で、また海藻などの繊維が多いものも多く取られ品数が多くなったのが特徴。

 

  • 1990年(平成2年)
    欧米の影響がだいぶ入り込んできた年代。ラーメン、牛丼など単品料理が増えはじめ、朝ごはんにパンを食べる割合が多くなってきたのが特徴。

 

  • 2005年(平成17年)
    1990年とほとんど変わらないが、タンパク質、脂質源として、牛や豚など動物性のものがほとんどで、お米の摂取量はもっとも少なかったのが特徴。

つまり、1960年は1975年に比べると、貧しくておかずが少なく栄養バランスに劣り、1990年は乳製品やイモ類が豊富だが、欧米化の影響でパン食が増え、カロリー摂取過多、2005年は米が少なく、肉類、油脂類が多く、単品料理が増え、油のとりすぎといったところでしょうか。

今回の研究に際して、1975年の平均的なメニューを調べたところ、果実類、海藻類、魚介類が豊富で、ほかに豆類、砂糖などもよく使われていた。タンパク質や脂質を肉ではなく魚介類から主に取っていたことや、ワカメやヒジキなどの海藻を多く摂取して、食物繊維が豊富に取れていたことが判明したそうです。

1975年が最強の日本食!いい事ずくし!

日本食 1975年 メニュー

出典:http://www.sankeibiz.jp/

研究結果で1975年の平均的メニューで

・内臓脂肪の蓄積、加齢に伴う脂質代謝調節機能低下を抑制
・最も老化が遅れて、長寿であり、学習機能の維持にも有効で、がんの発生率も低い

ことが認められました。つまり

【アンチエイジング効果】
【ボケの防止】
【脂肪を燃焼しやすい】
【糖尿病になりにくい】
【ガンになりにくい】
【ストレス抑制】

これはもう日本食1975年メニュー最強!スーパー和食です。日本食の価値を見直し、魚介類や野菜を多く食べるなど、多くの食材を少しずつ食べることが望ましいということでしょう!書き忘れていましたが、2005年の平均的メニューがもちろん一番悪かったようです・・・。

 

1975年(昭和50年)のスーパー和食の特徴とは?続きは次へ